
吸光度測定システム

概略
吸光度測定は溶液やガス等の濃度を測定するために使用します。入射光をIo 、透過光をIとしますと、吸光度(A)は、A=log(Io/I)と定義され、その大きさはモル吸光係数、光路長、試料濃度に比例します。
本システムは主にサンプルの紫外・可視吸収測定を行うため、Ocean SR マルチチャンネルスペクトロメーターを用い、液の吸光度測定には十分な解像度(〜1.5 nmFWHM)があります。
通常、吸収測定には1 cm 光路長のCUV-UV キュベットホルダー(上記の写真)を用いますが、用途により、10 cm光路長(低濃度サンプルやガス)、浸漬プローブ、フローセル等が用意されています。
構成
| システムの構成 | |
| 1 | Ocean SR マルチチャンネルスペクトロメーター |
| 2 | HL-2000-LL タングステンハロゲン光源 |
| 3 | P-400-025 UV-SR 光ファイバー(照射用) |
| 4 | P-400-025 UV-SR 光ファイバー(測定用) |
| 5 | CUV-UV キュベットホルダー |
| 6 | OceanView 小型スペクトロメーター専用ソフト |
