資料室


4-0-4 非水溶媒系参照電極の使用法

 非水溶媒系参照電極は直接サンプル溶液の中に浸しますが、参照電極中の支持電解質溶液がイオン透過性ガラス内で、その支持電解質が測定対象のサンプル及びサンプル溶媒と反応し、それによる詰りを起こすことが考えられる場合、下記に示すサンプルホルダーを使用して下さい。

 非水溶媒系参照電極を直接サンプルの中に浸すのではなく下記のサンプルホルダーを用いてサンプルホルダーの中に支持電解質溶液を入れ、先端のイオン透過性ガラスに気泡が付着していないかを確認します。 もし気泡が付着していましたらサンプルホルダーを振って気泡を取り除いて下さい。気泡が付着した状態で使用するとイオンの透過性が異なってしまいますので、印加電位が変化する可能性があります。

 次にサンプルホルダーの中にRE-7参照電極を挿入します。参照電極の位置はOリングの上下により決めてください。サンプルホルダーに充填する支持電解質液は参照電極に用いる溶液と同じにすることにより印加電位を一定にします。

redf90.jpg

 このような形状で参照電極を使用したい場合、SVC-2ボルタンメトリー用セルを使用して下さい。新品のサンプルホルダーを使用する際には、イオン透過性ガラス部分は使用する液体の中に一晩浸漬しておきます。イオン透過性ガラスのポーラス部分に使用する液体が浸透することによりイオンが透過できるようになり、CV等の実験を行うことができます。

line
トップページ  ボルタンメトリー用電極ハンドブック  4 参照電極