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ALSモデル680C パワーブースター
高出力測定
ALSモデル680C パワーブースターを使用すると、電流は2 Aまで測定できます。モデル680Cは電気化学 測定装置のモデル600B/C/D/E、700B/C/D/E(700シリーズでは第一電極のみ対応)と一緒に使用できます。セルコネクターは5ピンコネクターで、4つのセルリードがあります。4電極構成の使用不使用はコントロールメニュー下のセルコマンドの4-electrodesボックスの有無をチェックします。4電極オプションがオンの場合、黒リード線を作用電極に接続します(緑と黒リード線をショートさせます)。4電極構成は電流が比較的大きい場合に有効です。コネクター、リレー、回路基板の抵抗を無視できます(0.2〜0.3 Ω)。
パワーブースターが接続される場合、パージ、ノック、撹拌などのセルコントロールができません。
特長:
- 広い電流範囲: ±2 Aまでの計測が可能
- 広い電圧範囲: ±25 V(出力電圧)
- 自動的に測定が可能
- 600B/C/D/E、700B/C/D/E(700シリーズでは第一電極のみ対応)で使用可能
- CS-3A セルスタンドとの併用で外部ノイズの低減
- セットアップはケーブルを接続するのみ
仕様
パラメータ | ALSモデル680C |
ポテンシャル範囲 | ±10 V |
電流範囲 | ±2 A |
出力電圧 | ±25 V |
測定下限電流 | 10 pA |
入力抵抗 | 1×1012 Ω |
測定方式 | 4電極(作用、参照、カウンター、センシング) |
大きさ(W×D×H) | 365 × 235 × 125 mm |
重さ | 4.9 kg |
商品コード | 012808 (B/Cシリーズ用) |
商品コード | 012809 (D/Eシリーズ用) |
特長:
パワーブースターの周波数応答はモデル6xxB/C/D/E装置より少し低くなります。高速測定の場合、アンペアブースターを切り離さなければなりません。ハードウェアに問題が起きたら、パワーブースターを接続しない状態で、ハードウェアのテストを行ってください。モデル6xxB/C/D/Eがハードウェアテストを通ったら、パワーブースターを接続し基準抵抗で試験して下さい。CVを測定する場合、電位/抵抗の傾きを持った直線となります。