電気化学測定用電極

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簡易型可逆水素電極 トラブルシューティング

問題が発生した場合にご参照ください。

問題 考えられる原因 対策
電位が正しくない。 RHE 簡易型可逆水素電極やダブルジャンクションチャンバーの先端に気泡が付着している。 電極先端や液絡部を確認し、気泡を除去するため、電解を再度行ってください。
水素ガスが漏れ出している。 チューブ接続部やピンチコックの緩みがないか確認してください。
電極に破損個所がある場合は新しいものに交換してください。
外気が流入している。 数日間使用していると内部の水素ガスが空気に置換されている場合があります。その場合は電解を再度行ってください。
酸性溶液の濃度が正しくない。 新たな溶液と交換してください。
電位が安定しない。 RHE 簡易型可逆水素電極やダブルジャンクションチャンバーの先端に気泡が付着している。 電極先端や液絡部を確認し、気泡を除去するため、電解を再度行ってください。
シリコンチューブの穴が詰まる。 シリコンチューブが劣化している。 閉塞部分の切除をするか、チューブの交換をしてください。
電極内部の溶液が完全に除去できない。 水の表面張力もしくは内部が汚れている。 少量のエタノールを電極内に通して、水を除去することができます。
電解時の電流が大きすぎる(ALS800シリーズなど)。 ポテンショスタットの最大電流値の設定値が小さい。 市販の乾電池(1.5 V)2個を直列に2〜3個接続し、マイナス極をRHE 簡易型可逆水素電極に。プラス極をカウンター電極に接続することで電解できます。
電解時に水素ガスが溜まらない。 酸性溶液の水素イオン濃度が低い。 電解時の電位設定をマイナス側に下げてください。
水素ガスが漏れ出している。 チューブ接続部やピンチコックの緩みがないか確認してください。
電極に破損個所がある場合は新しいものに交換してください。



使用上のご注意いただく点など

  • 簡易型可逆水素電極キットは電気化学測定用の電極キットです。その他の用途ではご使用いただけません。
  • RHE 簡易型可逆水素電極には酸性溶液を使用します。RHE使用後は電極本体にシリンジを接続して内部を純水で数度、よくすすいでから、内部の液体をできるだけ除くようにしてください。
    長期間使用しない場合は、最後に少量のエタノールで内壁をすすいだ後、室温で乾燥させておいてください。
  • シリコンチューブは消耗品です。特に長期間酸性溶液と接触する状態が続くと、ピンチコックで止めた部分で管の閉塞することがあります。長期間(2日以上)電極をご使用いただく場合は使用後にシリコンチューブを確認し、閉塞していた場合の対応は以下の通りです。
    • まず閉塞部分を指で揉んでみてください。
    • それでも閉塞したままなら、チューブの閉塞部分を切断してください。
    • もしくはチューブの交換をお願いします。
  • 簡易型可逆水素電極は主にガラス製ですので、固いものの上などに落とすと破損します。十分ご注意ください。
  • 高温(60℃以上)、低温(5℃以下)あるいは高圧下でのご使用はお控えください。破損の原因となります。
  • 電極は主に水溶液でのご使用を対象に設計されています。有機溶媒には長期間浸さないようにしてください。
  • 電解時の電流は10 mAを超えることがあります。最大電流が10 mAのALS800シリーズでの電解は装置にダメージを与える恐れがありますので、ご使用いただけません。
    なお酸性溶液の電解は市販の乾電池(1.5 V)を直列に2〜3個接続し、マイナス極をRHE簡易型可逆水素電極に、プラス極をカウンター電極に接続することでも可能です。


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