資料室


2-4 結論

 CVは化学のあらゆる分野でレドックス状態を調べるポピュラーな手段として広まりつつあります。広いポテンシャル範囲をスキャンしてサンプルの酸化種・還元種を調べることができます。このためタイムスケールを変えられることと高感度とあいまってCV測定は最も汎用性の高い電気化学手法になっています。しかし、その特長は定性的又は診断的な用い方の枠内にあるということはいっておかなければならないでしょう。定量的測定(反応速度や濃度測定)には別の手法(例えばポテンシャルステップ法パルス法など)が適しています。CV 測定では反応速度支配となることが多く、熱力学的パラメータ、例えば標準酸化還元電位を求める場合などでは注意が必要です。

参照文献

1.Bard,A.J. and Faulkner,L,R.,Elecrochemical Methods (wiley,New York,1980)

2.Kissinger,P.T. and Heineman.W.R., Ends.,Laboratory Techniques in
Electroanalytical Chemistry (Marcel Dekker, New York, 1984

3.Howell.J., Currnet Separations,Vol.8(1987)2.

4.Kissinger,P.T.,Currnet Separations,Vol.6(1985)65.

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