資料室


1-6 電荷応答

クロノクーロメトリー

クロノクーロメトリーは基本的にはクロノアンペロメトリーですが、さらにもう一工程かけた方法です。電流を時間積分して時間に対する電荷(Q)応答を求めます。従って、クロノクーロメトリーはクロノアンペロメトリーと同じ電位摂動を与えます。得られるQ-t曲線はフォワードステップに 対し式(4)の積分で与えらます(式(5))

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式(5)

ダブルポテンシャルステップクロノクーロメトリー

ダブルポテンシャルステップクロノクーロメトリーで得られる典型的な結果を図1-1Cに示しました。図1-1Bを数学的に積分しただけです。

式(5)からわかるようにQはフォワードステップの間 t1/2の関数として増加します。ある時点でのQの値はその時までに還元されたOの全量(生成したRの量に等しい)に対応します。従って、i はある時点での電解速度の目安であり、一方、Qはその時までに電解された物質量の目安です。

時間τで電位を元の方向へステップ変化させ陽極反応を開始します。Rの酸化反応に対する電荷(Qr)をフォワードステップの Q の最終値(図1-2C)のQf,リバースステップのベースラインになる)から差し引いたものが結果として得られます。リバースステップにあてはまる式を次式(6)に示します。

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式(6)

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